「私スキ」台本の中身

会社で思いっきりインフルBうつされたサロットです。。。。

感染者と同じ部屋で会議してて数日後にその人が発症。もしやと思った瞬間に自分も
発症ということで、1月はスキーに行けずじまいどころか寝て終わったという感じです。

ようやく体調も回復したので、今回は昨年12月SALLLOT Rebootプロジェクトのイベントに
参加させてもらった際に展示されていた「私スキ」の台本の中身について書きます。
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意外にも?しっかりした作りの台本
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最初のページには登場人物の概略が。
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泉和彦(布施博さん)を遊び人。羽田ひろ子(高橋ひとみさん)を遊び女。そして
佐藤真理子(原田貴和子さん)を老舗佃煮屋の元気な令嬢と書かれています。

え?佃煮屋?

ご存知のように映画では真理子さんは反物屋さんで働いてましたよね(笑)
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佃煮屋?で働き当時の携帯電話で話をする真理子さん
映像「私をスキーに連れてって」©フジテレビ/小学館


このように台本では決定稿と書かれていながら、実際には現場の判断でセリフが台本とは
異なっている箇所が結構あるようですね。

例えば、真理子さんの切ない思いを表したあのセリフも台本とは異なっていました。
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女26。いろいろあるわ!
映像「私をスキーに連れてって」©フジテレビ/小学館


台本上では「女26。いろいろあらなぁ」となっていて、江戸っ子ぽいセリフに
なっていました。

また、以前このブログでも触れましたが、優ちゃんが目をつけていた矢野君がリフトの
隣に座っていることに気づいて「バーン」とやってから会話が始まるシーン。
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自ら会話のきっかけを作る実は積極的な優ちゃん(笑)
映像「私をスキーに連れてって」©フジテレビ/小学館


本当は何かセリフがあったのでは?と思っていたわけですが、やはりセリフがありました。
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20 ペアリフト乗り場 ~リフト上より
(画像をクリックすると拡大されます)
 
矢野君が「ど、どちらから(当然、東京からという場所の質問)」と緊張しながら聞いている
のに対して、優ちゃんも緊張して「下から」、そして「どちらまで?」が上までという
トンチンカンなやり取りがセリフとしては考えられてたんですね。(笑)

そして、結構セリフが違うんだなというこのシーンです。
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メニューをくれ!と応答する小杉君
映像「私をスキーに連れてって」©フジテレビ/小学館
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真理子さんがメニューを読み上げるシーン
映像「私をスキーに連れてって」©フジテレビ/小学館


台本上はこうなってました!
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どこがどう違うかお分かりですよね?


・劇中:メニューをくれ⇔台本:メニュー送れ
・劇中:サントリー缶ビール250ミリリットルあと350、500、1リットル、で生が350と500
 あとバドワイザーが350、カールスバーグが350、でつまみはフライドチキンとフライド
 ポテト。⇔台本:サントリー缶ビール250ミリリットル、あと350、500、キリンの生が
 350と500、瓶もキリン、つまみは・・・・・

・劇中:やだぁ、ビールとつまみしかないの~⇔台本:あのロッジ、ビールとつまみしかないの
・劇中:ビール周辺しかみえないのかなぁ⇔台本:ビール周辺しか見えないんだ

「メニュー送れ」は無線の世界ではそのような言い方をしていた時代ですが、現場状況や
俳優さんの意向なんかもあわせて、台本と実際のセリフが変わっていったのではないでし
ょうか。

ついでにこの台本の左端で和彦のセリフ「お前ら善意ってないの?あいつらがうまくいきゃあ
みんなアベック。プラス1万だ」は実際のセリフは「みんなカップル+1万」でしたね。

ちなみにですが、この台本はSALLOTデザイニングボードの城井信正さんのものと思われ、
自分が台本のページを片手で押さえて写真を撮ろうと四苦八苦していたら「手伝いますよ」と
声をかけていただき、手で押さえていただきました。

台本、ヤフオクとかにないですかねぇ・・・
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Commented by jack at 2018-01-29 09:14 x
サロットさん
更新ありがとうございます。

「メニューおくれ」の台詞ですが 私は昔から「メニュー送れ」と聞こえていました。「メニューをくれ」とは聞こえてなかったですね。でもこのサイトで そんな話題が出てましたので 改めて見直すと そうとも聞こえるかな という感じだったのを思い出しました。でも個人的には解決です。サロットさんは、まだ「メニューをくれ」派でしょうか。

ビールの名称は、確かサントリーが協賛してましたので、キリンはないですね。でも台本の段階で、協賛メーカーが決まっていなかったのは意外ですね。ひょっとしたら台詞だけ後から差し替えたのかも。

私スキのDVD オーディオコメンタリー を聞くと、馬場監督が初監督なので 撮影の長谷川元吉さんが あれこれ現場から注文をつけていたみたいですから、現場での変更も多かったのでしょう。
真理子の実家が本当は佃煮屋の設定だったとは意外ですね。ロケできる店が見つからなかったのでしょうか。

裏話 とても面白いですね。これからも期待しています。
Commented by salomon70wataski at 2018-02-09 22:25
jackさん

レスが遅くなり申し訳ありません。

台本と実際のセリフが結構異なっていて、どんな意図から
セリフが変わっていったかを思うとまた「私スキ」の楽しみが
ひろがった感じがしますね。

「メニューをくれ」は多分当時無線免許を持っていたら
「メニュー送れ」と聞こえていた気もしますが、
どちら派というわけでなく、自分の耳に聴き馴染んだ
方でいいのかなと思ってます(^^)

台本と実際のセリフに相違があるのは役者さんの意向や、
脚本家と監督との喧々諤々のやりとりの末という気が
します。

車が三菱ではなくトヨタ車になったことも、ネットで
よく聞かれる理由だけではなかったことが、このイベ
ントで聞けて映像製作は奥が深いなとおもいました(笑)。

by salomon70wataski | 2018-01-28 22:15 | 映画のストーリー | Comments(2)